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江戸の童たちが遊んだ懐かしいおもちゃに現代っ子も夢中!

創意工夫の精神は優れた発明家をも生む。おもちゃは先人の知恵の宝庫

明治23年に建てられた母屋と、当時の姿をとどめる中庭、平成24年に新築された工房棟からなる「奈良町からくりおもちゃ館」。築120年の町家を改修した館内には、復元された江戸時代以降のからくりおもちゃが常設展示され、いつも多くの観光客や子ども達でにぎわっています。 江戸時代の大人たちは、竹や和紙など自然素材の特徴を巧みに利用しておもちゃを作り、真剣に遊んだそうです。幕末期、ゼンマイ仕掛けのからくり人形作りに没頭した少年は、目覚まし時計や蒸気機関の開発にも成功し、現在の東芝の創業者になったと聞けば、もはや「たかがおもちゃ」と侮れません。

年齢、国籍問わずみんな虜になる!からくりおもちゃの不思議な魅力

カラクリや仕組みが分かりやすい昔のおもちゃは、ゲーム機全盛時代の現代っ子の知的好奇心をもくすぐるようです。そして、家族3世代が同じ遊びに興じている横で、何時間もおもちゃを触って過ごす外国人観光客。身振り手振りで遊び方を説明するスタッフの姿を見れば、おもちゃは言葉の壁も軽々と越えてしまうことが分かります。 おもちゃの復元、製作から修理までマルチにこなす館長の安田真紀子さんは「ここに来たら皆さん笑顔になってお帰りになります」とニッコリ。「現物が伝わることが稀なおもちゃを昔の文献をひもといて復元していると、先人の知恵に感心することもしばしば。ここは数少ない歴史を体感できる場。学生さんも一度来るとおもちゃの虜になるはず」と魅力を語ってくれました。

2012年4月のオープン以来、入場者は延べ20万人を記録!

からくり玩具の復元研究に長年取り組んできた奈良大学の鎌田道隆名誉教授の研究室から多くのおもちゃを譲り受け、約200点を2ヶ月ごとに入れ替えて展示し、常時30点ほどのおもちゃに触れて遊ぶことができます。

INFORMATION

奈良町からくりおもちゃ館
時間
9:00-17:00 / 休館日 水曜日(水曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)
住所
奈良市陰陽町7
入場料
無料
お問い合わせ
0742-26-5656

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