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身体の内側を洗い流すような清涼感。 龍神が棲まう森の神社へ

日本人の暮らしと深くかかわる
水の神を祀る神社

山の神、海の神、台所の神、はたまた、米粒の中にいる神まで。「八百万の神」と呼び、日本人は自然のもの全てに神が宿ると考えて来ました。とりわけ水の神は、日々の暮らしに直結する大切な神様。稲作を中心とする農耕が主体だった日本では、「恵みの雨」という言葉があるように、雨は神からの有難いプレゼントだと考えられてきました。

奈良東部の山間にある<龍穴神社(りゅうけつじんじゃ)>は雨に関わる信仰を持つ神社です。創建は古く、奈良時代(710~794年)ごろからこの地にあり、かつては朝廷の勅命で雨乞い・日乞いの神事が行われていました。

究極のメディテーションタイムを味わう

「週末の晴天を願って」などというご利益よりも、近年ここへ訪れる人は神域の持つ力に惹かれてという人が多いようです。ガイドブックに大々的に紹介されているわけでもないのに、クチコミでその存在を知り訪れる人が後を絶ちません。

鳥居をくぐるとまず圧倒されるのが、鳥居の何倍も背の高い杉の巨木。ここまで成長するには数百年の時に加えて、神の特別な力が働いたのでは…と想像するほどの高さに圧倒されます。

空気が数段濃密になったような異空間を歩き拝殿へ。神社の正式な参拝法「二礼二拍手一礼」でお参りをした後は、拝殿の後ろに進み本殿にもぜひ参拝を。

入口の巨木が神社を守る雄々しい騎士だとすると、本殿を囲む木々は雅な女官たちという印象です。静かな杉林に包まれた朱塗りの社が目に飛び込んできます。

神が訪れる場所として、神社を囲むように森林が存在する形は各地にありますが、ここほど社が自然と一体化しているのはめずらしい。輝く木漏れ日、風に揺れる枝の音、やや湿った樹木の匂い、そばを流れる小川のせせらぎ。心を静めてそこに立つだけで、五感を呼び戻してくれるような、究極のメディテーション空間へといざなってくれるでしょう。

龍神が住むと伝わる奥の宮へ

<龍穴神社>をお参りした後に合わせて訪れたいのが、龍神が住むと伝わる「吉祥龍穴(きっしょうりゅうけつ)」です。神社からは車で15分ほどの距離にある渓谷で、神社の奥の宮にあたります。巨大な岩穴は、神が降臨する依り代として古くから信仰されてきました。

車道から階段を下りて川の流れへと近づくと、目の前にぽっかり穴のある巨岩が。これが龍の穴と書き、龍神が鎮座する聖なる場所です。川沿いに小さな拝殿があるので、そこから岩に向かって手を合わせてみましょう。

龍穴は、近くにある2つと合わせて「三龍穴」と呼ばれています。3つの龍穴から稲妻が出て、霧が立ち当たると、雨が降り豊作になると伝わります。驚くことに、龍穴神社のある室生地域には三龍穴を含めて6つの岩、5つの渕、3つの池の伝説があるのです。全て自然に神が宿ると考えられたもので、日本人の原始のスピリットが色濃く残る地域とも言えます。

吉祥龍穴へ向かう道に、そのうちの1つ、日本の神の最高位である「天照大神」が籠ったとされる巨岩と天の岩戸神社があるので、こちらも立ち寄りたい場所です。

龍神の棲む聖域。穏やかで清々しい空気に満ちた場所は、きっと訪れる人の心と体を癒してくれるはずです。

INFORMATION

室生龍穴神社
住所
奈良県宇陀市室生1297
入場料
拝観無料
お問い合わせ
0745-82-2457(宇陀市役所商工観光課)

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