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神の使いと言われる、奈良公園の鹿

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奈良公園といえば、お辞儀をする鹿

奈良公園の見所は、なんといっても至る所で歩き回っている、たくさんの鹿たち(約1,200頭と言われる)です。
鹿たちは一般的にヒトと触れ合うことに慣れていて、いつも観光客に注目されています。

この鹿たちに、奈良公園の近辺で売られている鹿せんべいを買って食べさせてあげることもできます。ただし、たまに攻撃的な鹿もいるので注意!高級なものは身につけず、いざというときはいつでも逃げれるようにしておくことをおすすめします!

多くの鹿はとても礼儀正しく、お辞儀の仕方をよく勉強している?!と感心します。

神の使いから、人と共生するようになった鹿

そんな鹿がどのようにして、神聖な動物になったのでしょう?
その歴史は、奈良が日本の首都であった奈良時代(710-794)まで遡ります。
新しい首都を守る守護神として、(現在の茨城県にある)鹿島神社強大な雷の神、タケミカズチは助けを求められました。タケノミカズチはこの願いを聞き入れ、白い鹿の背に乗って鹿島神社から奈良へ向けて出発し、春日大社を新たな住まいとしました。
その時からずっと、タケミカズチはこの地を守り続け、またタケミカズチとタケミカズチの鹿への畏敬の念から、この地に住む鹿が神聖な動物と考えられてきたのです。
過去には、神聖な鹿を殺めたものは死刑に罰せられた時代もありました。

さあ、鹿に会いに行こう

今では、奈良市西部の山々から近い広い芝のエリア沿いに、鹿は人間と共生しています。鹿に会おうと思えば、近鉄奈良駅から奈良公園の方へ向かって少し歩けば、たいていはすぐに会えることでしょう。

他にも鹿には様々な場所で出会うことができます。例えば東大寺の境内、歴史を感じる美しい場所、春日山原始林の中、あるいは若草山の麓の芝で、のんびりしている鹿に出会うかもしれません。
奈良に来て神聖な鹿に会いにいくと、まるで魔法にかかったような気分になり、あなたの旅を価値のあるものにしてくれること間違いなしです!


Writer
Hello, my name is Nathan. I’m an American who is now living in Japan. In my free time, I enjoy exploring the mountains and rural areas of Nara. I hope to use the knowledge I have gained from my own exploration of Nara to introduce others to some great places in the prefecture.

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