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素朴な柄の美しい陶器を世界へ「赤膚山元窯 古瀬堯三」

200年以上前から続く登り窯の復興にかける8代目の物語

素朴な柄の美しい陶器を世界へ「赤膚山元窯 古瀬堯三」

奈良が誇る伝統工芸「赤膚焼」

奈良の伝統工芸品である赤膚焼(あかはだやき)。16世紀後半から今に続く歴史ある赤膚焼は、滑らかな陶器に奈良絵と呼ばれる素朴な絵柄が特徴的。多くの茶人に愛され、今では外国人観光客にも人気を誇っています。

奈良市にある赤膚山元窯 古瀬堯三(ふるせ ぎょうぞう)は、天明の頃(1780年代)京都より赤膚山山麓に入った赤膚山元窯の祖治兵衛から続く赤膚焼の窯元。

2010年に亡き父から古瀬堯三を継ぎ「8代目古瀬堯三」を名乗るのは、女性の文子(のりこ)さんです。彼女が取り組んだのは、もう40年以上稼動していない窯の復興でした。

奈良絵 壺

歴史的価値のある登り窯の解体修理を決意

古瀬堯三には、登り窯といわれる窯が大中小の3基並んでいます。そのうちの2基、江戸末期(1800年代)に築造された大型と、昭和26年に築造された中型、旧作業場及び陳列場は国の登録有形文化財に登録されています。

近代化により登り窯がいかに小型化したか、その歴史的変遷を目前で見ることができ、今現在小型登り窯を使用しています。修理が必要な大中の登り窯は、約1300℃の高温で焼き上げる「本焼き」を止めてから、もう40年以上になります。

「朽ち果てていくのをただ見ているだけではいけない」という母に背中を押され、解体修理を指揮する築炉師探しを始めた8代目は、60年以上の経験をもつ築炉師・細川禮三さんと出会い、「本焼き、できるようになりますよ」という言葉を受ける。そして、これまでに例をみない大規模修理に入ったのです。

赤膚焼を奈良の人々とともに、世界へ

登録有形文化財である登り窯の解体修理は、レンガや土壁などの古材を最大限再利用しながら進められています。

「登り窯でしか味わえない作陶の醍醐味があるはず。赤膚焼は奈良の人に育ててきてもらった焼き物ですから、皆さんと一緒に達成感や喜びを共有したい。そして使いやすくなった窯でいい作品をどんどん作り、赤膚焼を世界中にもっと発信したいと思っています」

と8代目。奈良が世界に誇る赤膚焼。解体修理は2018~2019年頃までに終えることを目標としていますが、まだまだ何が起こるかわかりません。気長に、着実に再び煙を上げる日に向かっています。

INFORMATION

赤膚山元窯 古瀬堯三
時間
9:00~17:00 月曜、第4水曜日定休
住所
奈良県奈良市赤膚町1049
入場料
手ひねり体験 お抹茶茶碗程度の大きさ3,150円、絵付け体験小皿、湯のみ1,260円~
お問い合わせ
0742-45-4517

PROFILE

赤膚山元窯 古瀬堯三
赤膚山元窯 古瀬堯三

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